予防接種に関しての当院の方針

当院では予防接種の同時接種を行ってきませんでしたが、事故後の報告でも同時接種に関して実証された危険性はなく、ワクチン接種を先延ばしにすることによりお子様が病気に罹患してしまう危険性が高まることも考慮し同時接種を行うことにしました。

また接種前の診察において風邪などの症状がある場合、予防接種を延期しましたが、風邪などの症状の有無とワクチン接種後の陽転率（ワクチンの効果）には全く差がないことが判明したため、今後は原則的には予防接種は延期せずに行います。

『ヒブワクチン』『肺炎球菌ワクチン』
4ヶ月より細菌性髄膜炎の感染リスクが上昇します。予防接種を2回行うと効果が出てきますので、2ヶ月から接種を開始し4ヶ月までに最低2回の接種完了が望ましいと思われます。

『3種混合ワクチン』『4種混合ワクチン』
百日咳に罹患させないように3ヶ月からの接種が望ましいと思われます。

『ロタウイルス』
初回接種が遅くなると腸重積のリスクが上昇すると言われていますので、1回目の接種は14週6日までが望ましいと思われます。

予防接種に関して、不明な点は遠慮なくご質問してください。

院長

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