お知らせ

感染性胃腸炎の流行が始まりました

平成18年11月16日
福祉保健局発表

感染性胃腸炎の流行が始まりました!
〜ノロウイルス等の感染性胃腸炎の発生動向〜

 ノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎は秋から冬にかけて流行し、昨シーズンでは都内の高齢者施設等から134件の集団発生が報告されています。
  東京都感染症発生動向調査及び集団感染の発生状況から、今冬シーズンが開始されたと考えられますので、今後に備えて感染予防などを十分に注意してください。
  感染性胃腸炎は下痢やおう吐などが主な症状であり、予防には、手洗いが大切です。かかった場合には、脱水症状などに注意して、早期に医療機関を受診してください。

<発生状況>

  • 定点報告をみると、秋に入り昨年より2〜3週早く流行の増加が報告
  • 11月に入り、都内の施設において感染性胃腸炎の集団発生の事例が4件報告

11月から、都内の保健施設1か所と高齢者施設3か所において集団発生の事件が計4件発生しています。いずれも、初発患者が下痢・おう吐等で発症後に周囲へ感染拡大、30名以上が感染しています。また、検査結果からノロウイルスが検出されています。いずれの件も15日現在、重症者はおらず終息に向かっています。

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